ハムは保存食

「ハム」がお中元やお歳暮としてなどと認知される以前、日本に伝来された時期は、明治時代であると言われています。

日本では、仏教の伝来が先にありましたので、仏教お教えの影響もあり、食肉文化が広まらなかったという考えがあります。
ハムが、日本にお目見えしはじめたのが、明治時代であるという事は、日本に「ハム」が普及したのは、なんとも最近の出来事なのですね。
そらから人々の間で贈り物として、ハムがお中元やお歳暮のヒーロー、ヒロインのように、主役級にもてはやされるようになりました。
その理由の1つに、その保存性に着目していきたいと思います。

ハムは、古代の人々が、狩猟をする事で得た食肉を塩漬けして、保存性を高めた事に由来すると考えられています。
人間が古代の地球において、「ハム」を作り、日々の飢えをしのいでいたと考えると、「ハム」と人間の歴史は、とても深い絆があるのです。
明治時代に西洋文化として日本に伝来し、幅広い国民に周知され、お中元やお歳暮の人気ランキング上位に食い込む「ハム」への日本人の嗜好は、古代の人々から受け継がれてきているものかもしれません。

塩漬けにして食肉加工する加工食品としては、「ハム」の他に「ソーセージ」や「ベーコン」、「サラミ」などがあります。
どの食品も、高い保存性と美味しさが特徴です。
「ハム」のようにある程度の期間の保存ができて、美味しい食べ物は、日本で言いますと「干し柿」「干し芋」「するめ」などがあげられますが、日本食の中でも「保存性」と「美味しさ」を兼ね合わせた食べ物は多くみつかります。
「保存性」と「美味しさ」を兼ね合わせた食べ物に、私たち人間は、支えられ過酷な地球環境を生きぬいてきたのですね。
現代でも『ハム ギフト』を贈りたくなるのは、人間の古代からの記憶やDNAに、「ハム」などの保存食に私たちが助けられてきた記憶が宿っているからなのかもしれません。